Googleフォームを使うと、アンケートや問い合わせの回答を簡単に集められます。
でも「集計が大変」「毎回コピペしている」という方、多いですよね。
実は、Googleフォームとスプレッドシートは自動で連携でき、フォームに回答が届くたびにリアルタイムでスプレッドシートに反映できます。この記事では、初心者でも3ステップでできる自動集計の設定方法を解説します。
Contents
全体の流れ
- Googleフォームを作成する
- 回答先としてスプレッドシートを設定する
- (必要に応じて)GASで自動集計を強化する
① フォームを作成しよう
まずはフォームを準備します。
- 例:「お客様アンケート」などのフォームを作成
- 質問項目:お名前/満足度(1〜5)/自由記述 など
- 必要に応じて「設定 → メールアドレスを収集」をON
② 回答先スプレッドシートを設定する
フォーム編集画面の上部メニュー「回答」タブを開き、右上のスプレッドシートアイコンをクリック → 「新しいスプレッドシートを作成」を選択。
これだけで、フォーム送信ごとに自動でシートへ反映されるようになります🎉
③ GASで自動集計をさらに便利にする
ここから少しステップアップ。Google Apps Script(GAS)で、満足度の平均や回答数などを自動集計して「集計」シートに出力します。
function autoSummary() {
const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
// 回答シート名は環境に合わせて変更(例:「フォームの回答 1」など)
const answerSheet = ss.getSheetByName("フォームの回答") || ss.getSheets()[0];
const data = answerSheet.getDataRange().getValues();
if (data.length <= 1) return; // 回答なし
// ヘッダー行を除く
const rows = data.slice(1);
// 2列目を「満足度(1〜5)」と想定して平均を算出
const scores = rows.map(r => Number(r[1])).filter(n => !isNaN(n));
const avg = scores.length ? (scores.reduce((a,b) => a + b, 0) / scores.length) : 0;
// 「集計」シートを用意して出力
const summary = ss.getSheetByName("集計") || ss.insertSheet("集計");
summary.clear(); // 毎回作り直し
summary.getRange("A1").setValue("項目");
summary.getRange("B1").setValue("値");
summary.getRange("A2").setValue("回答数");
summary.getRange("B2").setValue(rows.length);
summary.getRange("A3").setValue("満足度平均");
summary.getRange("B3").setValue(avg.toFixed(1));
// ついでに最終更新日時
summary.getRange("A5").setValue("最終更新");
summary.getRange("B5").setValue(new Date());
}
上のコードを「拡張機能 → Apps Script」に貼り付けて保存すれば、ワンクリック集計が完成します。
④ トリガーを設定して完全自動化
- Apps Script 画面で左の「時計アイコン(トリガー)」をクリック
- 「トリガーを追加」→ 実行関数に
autoSummaryを選択 - イベントのソース:「フォームから」/イベントの種類:「フォーム送信時」
- 保存(初回は権限承認が必要)
これで、フォームに回答があるたびに「集計」シートが自動更新されます。
よくある質問
- Q. 回答シート名が違うと動かない?
→ はい。環境により「フォームの回答 1」など名称が異なるので、getSheetByName()の文字列を合わせるか、サンプルのようにss.getSheets()[0]をフォールバックにしてください。 - Q. GASが初めてでもできますか?
→ はい。コードはコピペでOK。変更点はシート名だけです。 - Q. 別の指標も集計したい
→ 列番号を変えれば平均・合計・件数(COUNTIF相当の処理)など柔軟に追加できます。
まとめ
Googleフォームとスプレッドシートをつなげれば、転記ゼロ・集計自動の仕組みが作れます。
GASを組み合わせることで「送信→集計→報告」までワンクリックにできます。
アンケート、満足度調査、社内申請など、さまざまな業務で活用できますので、ぜひ活用くださいね。
